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ごとくをみがく

パート2

旅路


  祖母が儚くなりました。

  家族に見守られて、92歳の大往生でした。

  土曜日に見送って、そのあと木曜日が通夜、金曜日が告別式と少し間が空いたのでなんだかぼーっとしてしまいました。

  一人でいるときに思い出すことを思い出し尽くして、親族で集まるとやはり一緒に暮らしていた従兄弟家族の気持ちをどう慮って良いのか、わたしはあまり良い孫ではなかったしお湯のみ手のひらで包んで小さくなっていました。

  何人もの従兄弟たちは子供連れで、なんとなくみんなの小さかった頃を思い出し、うちの親にも、伯父たちにもその頃があり、祖母が若く家族で暮らしていた頃に想いを馳せたり。その頃のわたしはどこにいたのかしら。葬儀場のあてがってくれたお坊さんが曹洞宗だからというわけではありませんが、禅の公案を思い出したりして、あっという間の一週間でした。


  寒くなるみたいですね、暖かくしてくださいね。